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2005年05月09日

21世紀に生きる8ビットPCの祭典?(MSXEVENT.info)

MSX WORLD 2005 2005年5月8日 秋葉原コンベンションホール 入場無料
というわけで明後日開催らしく。でかい買い物をしたばかりの私は秋葉原までの旅費が出せないので行くことはできないが…西氏の基調講演とやらが気になる所ではあるが、うまくいけばITmedia辺りがレポートしてくれるか? 
 
しかし一つだけ気にかかるのは、MSX Magazine 3でもこの会合でも話題になっていた「MSXのこれから」。供給側(MSXAや、たぶん西氏も)が目指す究極系は「現代にMSXプラットフォームを再流通させる」という点に尽きていると思うのだが(たぶん)、そろそろ「再流通させて具体的に何をやるか」も明確にして行かないとならない時期に来ていると思うのだが。プラットフォームを復活させた所でやることが「当時のゲームを再配布」では懐古主義でしか無いし、最早ユーザがプログラム開発で鎬を削りあうような時代では無いから、プログラム投稿系雑誌の復活だって有り得ない。携帯向けMSX PLAYerと1-Chip MSXで連想されるのが「小型機向け組み込みOSとしてのプラットフォーム」だが、そうなればこの業界には強力なライバルがひしめき合っている(もちろん、ここまでホワイトボックス化されているプラットフォームはそうは無いが)。「復活させる」ことは技術的に難しくないのだから、「社会的に」どう復活させるかの青写真を提示できないと、最悪何年か先にまた「復活のためのロビー活動」を行うことになるのではないか?
このあたり、関係者に再考を促したい所。いやお前がやれよという突っ込みは最もだし、もしかしたら私が見落としているだけでちゃんと今後を提示してあるのかも知れないが…
2005/05/09 20:30 追記:
とりあえずITmediaで記事になった模様(PCupdateとGAMES)。
注目の1-Chip MSXは5月中旬予約開始で\19,800、7月中旬までに5,000台受注されることが必須条件とのことで、案の定たのみこむ形式になった模様。
西氏が不足分を買い取ってでも商品化させると吼えたらしいが…

"msx-world-2005" Post: at 2005.05.09 20:30 to [/Factory BLog/about-news]
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黒魔導師君☆:
・残念ですが… ( 2005/5/6 20:10:59 )
組み込み系でも絶望なまでの状況ですよ。最近の組み込みチップの方が何倍〜何十倍も速くて安いですからね。。。実売5000円のルーターの組み込みチップが32bit MIPSコアで155MHzとかで動いてたり、無線LANルーターを開けると単体CPUが無くて無線チップコアの汎用処理CPU能力だけでスループット98Mとか出てたりする時代です。それと、組み込みチップがブラックボックスの部分が多いと思っているのであれば、一度組み込み系チップのデータシートを見て見るといいですよ。かつてのヘビーユーザーとしては悲しいですが、どういう観点からも1chip-MSXは趣味以外には置き様のないものです。しかし趣味の需要ではとてもウェハーを起こすコストは出ないでしょう。正直、どうやったら製品として出せるのか私には全く想像がつきません。ここまで来るともはや最新のテクノロジーに取り残されてノスタルジーに浸ってるのか?とさえ思えてきます。まー、Z80アーキテクチャ自体がもはや過去のモノですし(組み込み系でもほぼ絶滅しています。最近はこのセグメントはH8かなぁ)。
彷徨:
・Mマガ3を読み返してみましたが… ( 2005/5/7 3:24:56 )
一応、目的としては「教育用」としているらしいですね > 1-Chip MSX。とはいえ、その目的でもどの程度需要があるかと言われると…私は教育機関の事情はよく判りませんが、死ぬほど苦しそうな気がしないでもないのですが。 
あと、「Project MSX」でも量産化コストのことは一応触れられていて、その関係でFPGAを採用することになった…ということは書かれていましたが、内容の転載は避けますが、目的と手段が入れ替わってるような印象を受けました。それに、やっぱり「復刻して何に使うのか」が見えて来ないことに変わりがない気がします。 
組込用途にしても、今や携帯で3D描画がばりばり動いているような状態でもありますからねぇ。 
 
組込み系のホワイトボックス度の話は私の思い違いですorz
黒魔導師君☆:
・FPGAか〜 ( 2005/5/7 17:0:16 )
FPGAによる実装をした内容であれば、以前ニュースになってるので内容は知っています。逆にいれば、そのレベルであれば、別にFPGA書ける人なら書けますよ。多分、割と簡単に。あ、FPGAって何者か知っていますよね?^^;。要は何度でも書換可能なゲートアレイの集合体みたいなもんで、ソフトウェア上でハードウェアロジックを設計して流し込めばロジックが完成します。まー、ハードウェアエミュレーターみたいなもんです。ちなみに私が現役だった頃はとても個人で使用出来るものではなかった気がしましたが、今は通販で普通に買えちゃいますね。 
しかし、そのままではそれこそ作ってどうする?、の世界だなぁ。。。教育用ってのも、正当化の為の奇弁にしか聞こえないですなぁ、、、ちなみに、電気系/通信系の大学ではFPGAによるチップ制作そのものが大学の講義の材料なんですけどねぇ。。。 
個人的には値段によってはおもちゃとして買ってもいいと思うんだけど、何に使うんだろう。。。
彷徨:
・MSX1で何をするか、なんだよなぁ ( 2005/5/8 2:25:25 )
Mマガ3の記事を見る限りでは、FPGAベースの安価な開発プラットフォームとしての提供も想定している、みたいな話が出てきていますね。とはいえ、スペックがMSX1…。価格を取るか、速度を取るか、になる気がするのですが、私の気のせいでしょうか。 
あと、FPGAではなくPLDですけど、チップ製作の実習は私もやりました(^^; 懐かしい(^^;

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