2005年10月08日

JRP活動報告: 闇よりもなお昏きもの──「キリンレモンブラックごはん」


2005年 9月 3日 実行
少し前の話だが、「ガラナ」というものを含有した飲み物が多く出回ったことがある。
ガラナについては以前から「メッツ・ガラナ」という飲み物を見かけていたのだが、あちこちが追随したわりにはどういうものなのかよく知られていない…かも知れない。少なくとも彷徨は知らない。
こういうときはWikipediaを引いてみるに限る。
ガラナ(guarana、学名:Paulinia Cupana))は、ムクロジ科のつる植物。またその種子とそれを用いた炭酸飲料。
この植物の原産地はアマゾン川流域である。
果実は小さく丸く、房状に生る。果皮は赤く、熟すると実が弾け、黒い種が現れる。 ガラナの種子にはカフェインやタンニンが豊富に含まれており、これからアルコール抽出したエキスは疲労回復や興奮剤、強壮剤として用いられる。
(「ガラナ」2005年9月18日9:12版; Wikipedia)
…なんとなくコーヒーを連想したのは私だけだろうか。

さて、前述している「メッツ・ガラナ」のメーカーであるキリンビバレッジ、最近では主力の「キリンレモン」にもガラナを採用した飲料を出している。
(イメージ)
それがこの「キリンレモンブラック」。商品の公式サイトに拠れば、広告のアニメに搭乗するセブンセブンスのライバルチームをイメージした飲料らしい。しかしもともとコーラの対抗商品として生まれたガラナだけに、見た目はコーラとあまり変わらないのが悲しいところ。
前置きが長くなったが、どうせ手に入れたのだからこの前のダブルあけぼのごはんもどきのように、これも炊いてみようというのが今回の企画である。 
 
※ ちなみに余った分を飲んだが、ちゃんと普通に美味しい炭酸飲料である。 
 
手順は「ダブルあけぼの」と一緒である。宮城県産ひとめぼれに押し麦を混ぜてとぎ、よく水気を切っておく。
(イメージ)
「その時」を待つ米と、黒い衝撃の図。遠慮なく流し込んでみる。どばどばどば。
炭酸飲料なので、泡立って分量がわかりにくいのは難点か。泡が収まるのを待ちつつ、不足した分は注ぎ込むという方法でどうにか丁度いい分量に仕上げる。
(イメージ)
こうして注いで見ると、真っ黒ではなく「濃い茶色」なのがよく判る。真っ黒にしたかったらイカ墨で使うべきなのカシラ、と思いつつ、炊飯器に投入してスイッチオン。 
 
1時間強の後。わりと甘めの匂いを充満させつつ、それが炊き上がった。
(イメージ)
茶色というよりはこげ茶色になったか? 匂いはかなり甘め、ちゃんとお焦げもできている。
本日のトッピングは、一緒に100円ショップで見つけたフライドオニオンである。皿に盛り付けてフライドオニオンをまぶし…
(イメージ)
キリンレモンブラックごはんの完成、である。※ 青いカーペットに置いて撮ったせいか写真の色合いが変だったので、青レベルを下げ、赤レベルを上げる調整をしている。 
 
早速試食したが、フライドオニオンはおもいっきり蛇足であった。見た目こげ茶色ということもあって醤油系炊き込み御飯を連想しそうなのだが味が完全にジュース…このギャップもなかなかのもんである。うむ、やはりジュースは冷やして飲むのが一番良いようだ。 
 
最後になったが、キリンビバレッジさんごめんなさい orz

Post: @ 2005.10.08 23:00
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