2005年11月14日

SonyBMG Rootkit、ついにMSまで除去対象に認定(CNET)


その一方でコードがどうも盗用らしいということまで発覚(link to: slashdot)し、発表以来どんどん火に油が注がれている感があるRootkit-Based DRM問題だが
場合によってはその除去ツールを提供することが悪名高いDMCAに抵触するのではないかとも懸念されているらしい(link to: 武田圭史)…最早何がなんだか 
 
この状況下ではレーベルはMP3+PC+Internetと言えば最早敵だとすら感じているのかも知れないとか、そもそも「曲を販売する」という概念とは、とか色々な問題が背後には隠れているのだろうが。何日か前のセキュリティホールmemoの記事で批判されていたSony BMGの中の人の
「ほとんどの人はrootkitとは何かを知らないのだから、気に掛けたりしないのではないか」
(eWeek, ITmedia via セキュリティホールmemo 11/10)
…という発言の暢気さが、何故にこのような問題が発生するに至ったかを如実に物語っているような気がする。

Post: @ 2005.11.14 19:43
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