2004年06月24日
・消えない、記憶(Y! News)
あまり関係はない話なのだが昔仙台で運営されていた某大手中古PCショップで店頭展示されているPCのExplorer(当時はFileManagerだが)を起動してHDDの内容を見てみたら前所有者が収集or/and作成したと思われるStandard MIDI file(当時は普通に流通していた)やらAVIファイルやらが大量に発見されて仰天した記憶が
それとPCですらないのだが母所有の中古車(TOYOTA SERA)の書類入れを開けてみたら前所有者時代のものと思われる車検証(当然住所もフルネームも記述あり)が出てきて焦った記憶が
最近はセーブ形態自体が変わったので流石に見かけなくなったがFC/SFC時代に中古ゲームソフトを購入して起動してみたらプレイデータに前所有者の名前と思わしきものが入っていたというケースはファミコン世代のゲーマーなら一度は経験があるだろう。
ちなみに全くの余談だがWonderSwanは自分のパーソナルデータを登録しておくことができる。中古販売品に対してこう言う言葉を使うのはナンだが、ゴミ漁りは個人情報採取の基本ということだ。
さて、PCの場合はどうしたらいいだろうか。
一応ストレージを再利用可能な形で「消去」する手法というのはいくつかあるのだが(全域にランダムデータを書き込んでから塗り潰しor/andゼロクリア、を繰り返すなど)、個人だとそこまでする必要性というのはなかなか理解してもらえないのかも知れない…
普通各種口座振替通知をそのままゴミ箱に捨てないだろう、それと一緒なのだが。
そう言えば、だいぶ前の「こち亀」ではゴミ漁りによる個人情報漏洩の危険性をネタにしていたことがあった。
信頼できる人間に確実に流れるという保証ができない限り、ストレージに関してのリサイクルは考えものかも知れない。
繰り返すがゴミ漁りは個人情報採取の基本ということだ。
「こち亀」を話に出した理由だが、最近の状況は不明だがあの漫画は防犯の話題に対しては結構真面目に取り上げているのだ。
個人的に印象に残っているのは、所謂「防犯ボール」(ぶつけると色と臭いがつくというアレ)の問題点を指摘した上で、対策としてショットガンと暴徒鎮圧弾の運用を両津が提唱していた回なのだが
Post: @ 2004.06.24 13:05
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